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今回のssyブログでは、腕振り脚のタイミングについて書いていきたいと思います。
腕振りと脚のタイミングがズレていると言われることはないですか？
私は言われたことが多々あり、本当に悩んでいました。
ただ、腕と脚のタイミングを考えて、腕振りを、、、脚を、、、など考えれば考える程、タイミングがズレてしまうという悲しい状況でした。
でも、あることに気づいた結果、自然とタイミングが合うようになりました。
今回は、私の実経験を基に書いていきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
腕振りと脚のタイミングって？
まず、腕振りと脚のタイミングですが、どういうタイミングなら正しいのでしょうか？
遊脚がトップの位置まで上がってきた時に、腕が前で折りたたまれているタイミングが合っている状態だと考えています。
ご自身の走りを見てみてください。
私は、学生時代に腕と脚のタイミングがズレていると言われていた時は、タイミングに注意しようと意識していましたが、あることに気づいた時に、タイミングを気にすることをやめました。
そしてそれからは、腕振りと、脚のタイミングを決して考えることはしないようにしました。
それは、腕振りと、脚のタイミングは結果論だということに気づいたからです。
腕と脚のタイミングが何故ズレるのか？
そもそも、腕と脚のタイミングが何故ずれるのでしょうか？
ズレる原因を考えたことがありますか？
私は、できない原因を考えるより、何故ずれるかを考えた方が近道になるのではないかと思い、ズレる原因を考えました。
理由は、さまざまあったと思います。
その中で、腕と脚のタイミングがずれる大きな要因のひとつに、そもそも脚が流れているというのがあります。
脚が流れることでタイミングがズレる？
腕と脚のタイミングの話をしているのに、、、、と思うかもしれません。
脚が流れることにより、本来脚が返ってくるはずのタイミングで脚がスイングされて返ってこず、腕のタイミングは変わらないので、タイミングがズレていくのです。
ということは、腕と脚のタイミングがズレているのに、腕と脚のタイミングを合わせなさいと指導しても無駄なのです。
脚が流れているのに、腕のタイミングと合うわけもないのです。
脚が流れる理由
そもそも脚が流れるとはどういうことなのでしょうか？
以下、2つの画像を比べてみてください。
1枚目は、接地のタイミングで遊脚が軸足を追い越しています。
2枚目は、接地のタイミングで遊脚が軸足より後ろの状態（遅れている）です。
この違いは、身体ポジションと接地の位置です。
重心に対して、接地の位置が前すぎる（遠すぎる）とブレーキがかかる時間が長く、軸足に重心が乗り込むのが遅れてしまいます。
重心が軸足に乗り遅れることで、体重を臀部で受け止めることができず、四頭筋で受け止めることとなり、そして膝が潰れるという状況が起こります。
膝が潰れるというのは、接地した際の膝関節の角度が小さくなり、離地の際に膝の角度が大きくなることを言います。
つまり膝が潰れることで、脚が流れるという状況が起こるのです。
この画像の状態になってしまうと、脚が流れるので、腕と脚のタイミングは合いません。
腕と脚のタイミングを合わせるには？
では、腕と脚のタイミングを合うようにするにはどうすればいいのでしょうか？
それは、まずは脚が流れないように取り組むことです。
脚が流れないためには
脚が流れないようになるためには、身体ポジションと接地の位置関係を整えることです。
まずは接地の際に、体重を臀部で受け止めることです。
脚が流れる人は、四頭筋で体重を受け止めるので、臀部で受け止めるようにしてみてください。
ということは接地位置は自ずと重心位置に近くなります。
重心より遠い位置になればなるほど、四頭筋で受け止めてしまいます。
また、身体ポジションとしては、背中が反ったり、丸まったりしないように注意が必要です。
背中が反ると、脚が振り出しやすくなり、接地の際に四頭筋で体重を受け止めやすくなるので確認してみてください。
これだけで本当に脚が流れにくくなるので、動作改善ができれば、腕と脚のタイミングは自然と合ってきます。
胸と脚のタイミングで確認する
走っているときは意識しなくていいのですが、腕と脚のタイミングで確認するのではなく、胸と脚のタイミングで確認することが重要だと考えています。
接地の際に、軸足の骨盤の上に胸が自然と乗り込むことで体重が軸足に自然と乗ります。
そうなると地面にしっかりと体重が加わり、脚が流れず、ロスなく脚がスイングされます。
動画を見ていただければと思いますが、骨盤の上に胸が自然と出ててきていると思います。
また、脚はどうでしょうか？
流れていますか？
私自身、元々脚が流れていたため、このようなアプローチで改善してきました。
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まとめ
腕と脚のタイミングは、動作の結果論だと考えています。
つまり、腕と脚のタイミングを意識するよりも、身体ポジション、接地位置を改善することでアプローチすることが大切だと考えています。
そうすることで、結果的に腕と脚のタイミングが合うと思います。
私自身、腕と脚のタイミングよりも身体ポジションと、接地位置で改善してきました。
また、元指導者でもあるため、選手指導の際も腕や足のタイミングではなく、身体ポジション、接地位置の改善により、タイミングが結果的にあうようにアプローチしてきました。
もし腕と脚のタイミング悩んでいる方がいらっしゃる場合は、参考になれば幸いです。
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