何故、筋力不足で片づけるのか?

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今回のssyブログは、何故、筋力不足で片づけるのか?を考えていきたいと思います。

陸上競技をやっていると、どこどこが痛い、レースでなになにが上手くいかなかった等の症状や、改善点を把握までしているにも関わらず、筋力不足だからという抽象的な表現で片づけている場合が多いのではないか?と感じることがあります。

これは個人的な感覚なので、そのような考え方をされない方もいらっしゃると思います。
私も、筋力不足という言葉で片づけるのはいかがなものかと考えているタイプなので、今回は自己分析や、指導者から筋力不足だと判断している、されている方へ、私の考えを書いてきたいと思います。

このブログが、解決の方向へ向かう参考になれば幸いです。

筋力不足とは

疑問に思うのですが、よく言われている筋力不足とはどういうことなのでしょうか?
私も学生時代、よく指導者から「筋力不足だから怪我をするんだ、もっと筋力を付けなさい」と言われることがありました。

言われたことのある方もいらっしゃることだと思います。

そもそも筋力不足ってなんなのでしょうか?

・筋肉量の問題?
・筋肉の機能の問題?
・使い方の問題?

いろいろと考えられると思うのですが、どれだと思いますか?
筋力といっても、量、質、使い方等、いろいろとあると思います。
その中で、筋力不足の言葉で片づけるのは、相手に語弊を与えかねないと考えています。
そのため、指導を行う上では、あいまいな言葉を使うのを避け、分かりやすいように可能性を示し、選択肢を伝えていくことが求められると個人的には考えています。

私が学生時代に顧問から言われた筋力不足の意味としては、筋肉量の問題なのだと思います。
ただ、本当に怪我や、パフォーマンスの発揮ができないことの原因が、筋力不足なのでしょうか?
個人的には、学生時代からずっと疑問に感じていました。

本当に筋力不足が原因なのか?

例えば、肉離れが起こってしまうのは、筋力不足なのでしょうか?
私は、筋力不足が原因だとは考えていません。

疾走中の肉離れは、筋肉が伸張されている状態で更に筋肉を伸張させる要素(力んだり、足が流れるような動作)が加わることで、筋肉が一部が損傷してしまうことだと考えています。
または、主動筋と拮抗筋が同時に出力することで、共縮が起こり、肉離れにつながると考えています。

これって筋力不足、筋肉量の問題なのでしょうか?

私の考えでは、動作、もしくは肉離れをしやすい身体ポジションであったり、そもそもバランスを崩してしまっていたことが原因だと考えているため、筋力不足が問題だとは思えないのです。

何故、筋力不足と言うのか?

では、何故筋力不足という言葉を使うのでしょうか?
筋力不足の意味を置き換えていくことで理解を深め、トレーニングの方向性を定めていくことをオススメしたいと考えています。

筋力不足を筋肉量不足としてとらえるのではなく、筋肉の機能が低下している状態ととらえるとどうでしょうか?

つまり、例えば疾走中に肉離れをしてしまったのは、筋肉が硬化してしまっている状態で機能が低下しており、動作に影響をあたえ、筋肉が伸張している状態で、更に伸張させてしまったことで肉離れが起こってしまったと言い換えると、合点のいく話となると思います。

つまり、筋肉量なのではなく、筋機能ではないでしょうか?

では、何故筋力不足という言葉が一般的になってしまったのか。
それは私も分かりませんが、恐らく、パワーの出力には筋肉量が重要と考えられていた時代が大きく関わっているのではないかと思います。

とはいえ、筋肉量が不要だとは言いません。
ただ、走ることに関しては、パワーというのは筋肉の短縮スピードを向上させることが一番大切だと考えています。

走ることにおいてのパワーとは?

パワー=力(質量)×スピードだと考えています。
ここでの、スピードは筋肉の短縮スピードのことです。


そして、とは物体の状態を変化させる原因となる作用であり、その作用の大きさを表す物理量であると考えています。
そのため、力とパワーが別物です。

走りの中での出力となると複合的要素があるため、一概に短縮スピードを高めるだけでは解決しない場合もあるのですが、動作レベルの話は一旦除いて考えています。

筋力不足で片づけず、本質を捉えることが大切

怪我や、パフォーマンスの低下を筋力不足という言葉で、片づけるのは、物事の本質を捉えることを難しくしていると考えています。

筋力不足という言葉をどうしても使いたいなら、筋肉量が不足しているのではなく、筋機能が低下しているという意味に置き換えることをオススメします。

また、筋肉量が少ないから、怪我をする原因となることは考えにくいと思います。
しかし、筋機能が低下することにより、身体バランスを崩すことで、動作を崩すことにつながり、怪我につながることは考えられます。

筋機能を高めることをオススメします。
筋機能を高めるためには、筋肉の弾力性を高めることです。

この弾力性については、また別の記事でご紹介したいと思います。

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