昔、私は小学生から高校生対象で、数年間走り方を指導していました。
指導実績としては、・全国大会優勝2名・全国大会出場11名でした。といっても、私はきっかけ作りをしただけで、努力をしたのは選手でした。ただ、そのきっかけ作りこそ、指導の要だと思っています。
【走る】ことは、陸上競技だけではなく、野球、サッカー、バスケ等、他のスポーツにも活かせることができまると考えています。
だからこそ、努力の方向性が凄く重要だと考えています。
ここでは、【走る】ことについて自分の知識・経験をお伝えすることで、このブログを読んでいただける方の少しでもお役に立てればと思いたちはじめました。
まずは前提として、私がなぜこのようなことを書いているのかご理解いただけると有難いです。
人には大きな可能性がある!!
ただ、何をするか?で能力の成長は大きく異なってきます。また、これは大人でも同じことが言えますが、成長期である子供は、より大きな影響があります。
では、どんな努力の方向性がいいのか?については、それぞれの考え方がある為、納得のいく考え方、指導方針を選択されることをお勧めします。私が指導してきた内容の一部をご紹介いたしますので、判断基準のひとつとしていただければと思います!!
まずは、これだけはお伝えができます!!
指導方針が明確で、指導内容にも一貫性があるかです。これは、案外一貫性がない場合が多く、お子様の習い事の判断基準のひとつにできると思います。
では早速ですが、私が指導していた内容は、【重心を先行させて走り出す。】ことを重点的に指導していました。
上記だけだと、語弊を招くかと思いますので、最後まで読んでいただけると幸いです。
【重心を先行させて走り出す。】スタートは走りだすときの要です。上手くスタートを切ることができれば、加速していき、スピードは高まります。しかし、スタートは難しく、スタートが上手くいかなければ、スピードを出すのを難しくさせる場合があります。
では、どうするのか?こけそうになった時のことをイメージしてみてください。
転ばないように、【反射】的に足がでてきませんか?この反射を使いこなせれば、凄く大きなパワーを活かすことができます!!
では、どこが重心?男女で骨盤の形が異なりますので、一概に言えませんが、男性なら、へその下あたりです。女性は、お尻側で、骨盤そのものをイメージすればわかりやすいかと思います。
走りだすときに重心が動き出して、バランスを崩すことで、手足が反射的に動き出せば、【力感が少なく大きなパワーを出力できる】と考えています!!!
是非、一度試していただきたいです。そして、私が書いていることが正解だと思いませんので、お子様に合う指導を受けられる指導者に出会えることを願っています。部活では指導者を選べない。ただ、近年は教員の働き改革により、クラブチームが活発化しています。指導者を選べる時代になってきたと思います。
昔ながらの根性論から脱却し、努力の方向性について、今一度考えてみることで、走りにおていの競技力アップの可能性を引き出せると考えています。